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Saturday, April 5, 2025
......Taiwan
Tuesday, December 31, 2024
......2024
火曜、大晦日。クリスマス以降は北浜のFOLK old book storeで開催されていたスーパーハイパースぺイシーのともさんCAPをプレゼントでもらい、その後は忘年会や飲み会とかはいっさいお誘いがありませんので、まあ暇、暇でもないんですが、のんびり年末を過ごしています。
ふと、一月から順番に今年の記憶をふり返ってみても、ざっくり云えばやや迷走気味で、健康状態は割と良く充電の年だったと前向きに考えることにします。最近は、無理せず怪我せず疲れを溜めず、手の届きそうにない欲求はあきらめ、静かに暮したいと、若い頃にはこんな平穏を望む人間になるとは思っていませんでした。
今、望むことは単純に普通に暮らしていくこと、自分ができる仕事を続けて生きていくこと、以外は望んでないです。あと好きな外国の路上に一寸行けて、歩いて撮れたらいいなと思うくらいで、いつもそんな気持ちには変わりありません。
結局それしかできないから、いつかどこかで偶々でも自分の作品を観てくれる人がいたら、なるべく好きに観てくれるように(メッセージはない)、本人の意図から離れれば離れるほど面白くなっていくように、同じようなことを淡々と積み重ねていきたいです。
2024年ありがとうございました。よいお年を。
森川健人
Thursday, February 22, 2024
......Taiwan
Friday, June 2, 2023
...Taiwan
Saturday, May 20, 2023
......Keelung, Taiwan
待ちに待った三年半ぶり二週間の予定で台湾に訪れています。ただ今、北部の港町 基隆を起点に足の赴くまま撮影中です。
昨日も昼から雨は上がり、バシッと撮りたいから67(マキナ)で行こう、とか今日は腰が痛いから35(ローライ)にしよう、とかその日の気分でカメラを決めて宿を出発します。 足の赴くままといっても蒸し暑い中、歩くスピードは少々衰え気味でフィルム消費が停滞しておりますが、台湾ローカルは、特に基隆はブラブラするだけで何故か心が安らぎます。
無心を心がけたいのに、何かと勝手に頭に浮かぶイメージが気持ちと重なる瞬間に迷わずシャッターをきっているので、きっと「なにか」は撮れてないでしょう。だけど、その予想通りには上がらない点がフィルムで撮影する最大の魅力なんだと心をよぎります。
この旅もほぼ目的がないまま始まり、写真の表面が常に未確認のまま流れて行く時間に居続けること、そこに言葉にできない快感がともなうこと、それが旅の気分に大きな影響を及ぼしていることも実感します。あとやっぱりカメラを開けたり閉めたり、フィルムを入れたり巻いたりするガチャガチャ感はいつまでも居心地がよいのです。
残りタイムリミットまで台湾ローカルの老朽化した建物や見逃すことが多い普通の人の生活、ひっそりとした人跡、閉塞感みたいな波動、写真にはちゃんと写らないようなもの、見えないものを見るためにボチボチ歩こうとおもいます。謝謝。
Thursday, December 31, 2020
『2020』
大阪・西成の旅もすっかり暮らしになってきた五年目。
年明け一月中旬から台湾・基隆と香港をまわって中国の広東省へ列車で到着したころから、新型コロナにたいし、自分の思考と感情が定まらないまま、あっという間に月日が流れ去っていました。あのころ直前で行くことが出来なかったインド・コルカタ、もはや外国を気楽に旅することは出来ません。 だめな時はじっとして、読書と頭の中で世界旅行。これもまた数年後には変化しているはず。
春にはニ年ぶり十一冊目の新作『MOSQUITO PAPER』。
大阪・西成の日常で撮っているものがどんどん溜まっていくなか、大切な区切りもあり早くまとめたいと、 本が出来上がりました。このタイミングで普段「見た」気になっている空間と、「感じた」つもりになっている 写真を紡いでみた結果、今までのようにもっといろんな世界を見てみたいと思うよりも、 当たり前だと思い込んでる日常のなかに、幼いころから感じてきたような、感情や匂い、知っている姿形や違和感、みたいなものが潜んでいて、そんな光景にも焦点を合わせる必要性を感じました。
いつまでこの生活が続くかわからない、いつまでこの仕事が出来るのか、いつまで今のところに住めるのか、 どう否定しようとしても、頭のどこかでそんな意識が浮かんで過ごした一年間だったように感じます。 これからどうなるかなんてわからないけど、これまでだってわからなかった、そう考えると少し気持ちが楽になってきます。あまり先のことを考えず一年一年、休み休み、怠け怠け、どうにか来年も乗りきれたらいいです。
その日、その時、大切にすること「ひとつ」自分の中に持っていれば他の小さなことはどう変わっても、ひとまず大丈夫、 そのくらい思いたいです。そのくらいの方が楽だし、人の意見もすっと受け入れられる気がするので、その日、その時、 そういうこと。
今年もいろいろお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。
2020年12月31日 大阪の自室にて
森川健人
Saturday, February 1, 2020
『AFTER THE YELLOW RAIN』 The Works of Keelung
市街地の80年代で時が止まっているような、ひと昔前の日本を思わせる雰囲気に私はしきりと幼少期を過ごした街の光景や匂いの記憶を呼び覚まされ、夢中で歩いて、フィルムに写した。なんとなくミュート・ビートの『After The Rain』みたいな、雨上がりにフワッと隙間を抜くような、キールン特有の雰囲気は時に激しい場面にも遭遇したけど、基本的にはゆったりと優しい。
新たな旅、同じ場所へ何度も向かう旅、これからも私は繰り返したい、そう思えることが今はうれしい。
Sunday, January 19, 2020
Saturday, January 18, 2020
Friday, January 17, 2020
Monday, December 31, 2018
......2018
十年一日と云うか、二十年くらい、同じような路上を歩いて写す写真。
そのくり返しを、同じカメラで同じフィルムで、昔からそうです。
今年も大阪(西成中心)で通りすがりの一枚を、時々、アジアの異国でも。
二月と九月は九龍村(ソウル)、 久方ぶりの港町キールン(台湾)、
三年ぶりにまたマカオと香港でタイムリミットまで、通り抜ける撮影……
何度か訪れた場所を再び一人歩く自分の行動は老人がする旅のようにも思えてきます。
だけど同じ場所への旅なのに、前回来た時とは印象が違ったものになることもあり、
そのことを、ゆく先々で、度々実感させられました。
晩秋は初めての熱帯、初めてのマレー半島。
南方の知らない場所へ放り出し、出会った光景に反応し、シャッターを切ることで、
なんだか振り出しに戻った気分で夢中になっていました。
南方の続きは、年明け一月中旬からインドのデリーに向います。
インドではメキシコ以来のカラーフィルム撮影を計画中。その後またマレー半島へ。
誰にも何も頼まれないのに、どんどんほっつき歩いていられたら嬉しいです。
そして2018年も二冊の写真集で発表出来た仕事はとても有り難く、これからの励みになりました。
お世話になった方々には深く感謝します。
皆さん、お体には気を付けて良いお年をお過ごしください。
2018年12月31日 大阪西成にて。



















































