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Monday, December 31, 2018

......2018



大阪・西成の旅がすっかり日常になって三年目。

十年一日と云うか、二十年くらい、同じような路上を歩いて写す写真。
そのくり返しを、同じカメラで同じフィルムで、昔からそうです。

今年も大阪(西成中心)で通りすがりの一枚を、時々、アジアの異国でも。
二月と九月は九龍村(ソウル)、 久方ぶりの港町キールン(台湾)、
三年ぶりにまたマカオと香港でタイムリミットまで、通り抜ける撮影……

何度か訪れた場所を再び一人歩く自分の行動は老人がする旅のようにも思えてきます。
だけど同じ場所への旅なのに、前回来た時とは印象が違ったものになることもあり、
そのことを、ゆく先々で、度々実感させられました。


晩秋は初めての熱帯、初めてのマレー半島。
南方の知らない場所へ放り出し、出会った光景に反応し、シャッターを切ることで、
なんだか振り出しに戻った気分で夢中になっていました。

南方の続きは、年明け一月中旬からインドのデリーに向います。
インドではメキシコ以来のカラーフィルム撮影を計画中。その後またマレー半島へ。
誰にも何も頼まれないのに、どんどんほっつき歩いていられたら嬉しいです。


そして2018年も二冊の写真集で発表出来た仕事はとても有り難く、これからの励みになりました。
お世話になった方々には深く感謝します。

皆さん、お体には気を付けて良いお年をお過ごしください。



2018年12月31日 大阪西成にて。

Sunday, March 25, 2018

『PAID IN MACAU』



またマカオに向かう。香港のチムサーチョイから狭い海を一時間ほど眺めていたら到着。目の前を多くのアジア人が通り過ぎる…殆どが中華系の人々。

ここでもイミグレーションと税関を通過し、すし詰め状態で落ち着かないバスに揺られて十数分…
分厚い扉(カジノ)の前で全員降ろされた。その扉を押し開いて館内に入る、と同時に即Uターン。逃げるように立ち去る。はなから財布の中身も空っぽ。

ごった返す中心部を抜け、排気ガスがもこもこ立ち上がる風景をタイムリミットまで、急ぎ足で通り抜ける撮影は、ここでもおもしろい。

帰りがけ、船の中で隣に座ってきたギラついた中華系カップルの圧力を受けながら 「どこに行っても、売るためでない、写真を繰り返し撮るひとり旅も、お金がかかる……」 と、あまりにも当たり前過ぎることを、しみじみ考える。そんな風にどこまでもまつわりついてくるお金から自由になりたい、だから「お金じゃない」と云いたい。

Photographs From Macau (contact #2) 2018


 


Photographs From Macau (contact #1) 2018


Sunday, March 4, 2018

......Taipa Ferry Terminal,Macau



タイパ島からチムサーチョイの港までを結ぶ連絡船。

また狭い海を一時間一寸で香港…

Saturday, March 3, 2018

......Near downtown,Macau

 
 
根がギャンブル全般に興味が湧かない体質。
 
ごった返す街の中心部を抜け、
 
逃げるように奥へ奥へ…...


Thursday, December 31, 2015

……2015

2015年も間もなく去ってゆきますが、自分の写真にとって今年のスタートは二年ぶりのソウル・九龍村からでした。村のあちこちが焼けて(火災)周囲は焦げ臭くも、あの冷やりとくねくねした細い路地は何度歩いても刺激的でした。その後、上海、澳門、東京、大阪、香港、ベルリン、パリで写しました。

ゆく先々の都市で違った質感の刺激を沢山受けますが、旅に出て帰ってくると云う過程においては、基本的にどこを歩き写しても根っこは同じなのかもしれない、と徐々に実感しはじめています。

そこへせっかく行ったからには、できる限りその町の空気を肌で感じたく、ひたすら歩き回る自分自身は、どこまでも部外者で無責任に反応できます。だから意識して写し方を限定しないように、アレコレ考えないようなふりをして(これがとても難しく面白い)風景に溶け込む感覚を大切に思ってます。

そして戻ってきて暗室作業中や生活をしていく毎日で、後回しにした「アレコレ」について考えたり感じたりして思いを巡らせています。これまで歩いた路上、通過した無数の場所、以前過ごした都市、今暮らす地元、これから移住する町、が不思議とこれまでとは違って見えてきたりもします。

いつまでこうして好きな所へぷらっと行って、写真をして生活して行けるか分からないけど、まだまだ知らない場所に行ってみたい、見たことのないものを見てみたい、そこで一体何に反応して写すのか。いつまで役立たずの写真を撮っていられるか。 その時、自然と自分のなかに流れていったタイミングを大事にしたいといつも思っています。

いくつかの展示と数冊の本で発表できた仕事はとてもありがたく、これからの励みになりました。来年も一人でどっか行って、ほっつき歩いていられたら嬉しいです。

 2016年がみなさんにとって良い年になりますように。 ありがとうございました。


2015.12.31   森川健人

Friday, October 9, 2015

......Macau 2015




Sunday, October 4, 2015

Saturday, October 3, 2015