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Tuesday, December 31, 2024

......2024

 



火曜、大晦日。クリスマス以降は北浜のFOLK old book storeで開催されていたスーパーハイパースぺイシーのともさんCAPをプレゼントでもらい、その後は忘年会や飲み会とかはいっさいお誘いがありませんので、まあ暇、暇でもないんですが、のんびり年末を過ごしています。

ふと、一月から順番に今年の記憶をふり返ってみても、ざっくり云えばやや迷走気味で、健康状態は割と良く充電の年だったと前向きに考えることにします。最近は、無理せず怪我せず疲れを溜めず、手の届きそうにない欲求はあきらめ、静かに暮したいと、若い頃にはこんな平穏を望む人間になるとは思っていませんでした。

今、望むことは単純に普通に暮らしていくこと、自分ができる仕事を続けて生きていくこと、以外は望んでないです。あと好きな外国の路上に一寸行けて、歩いて撮れたらいいなと思うくらいで、いつもそんな気持ちには変わりありません。

結局それしかできないから、いつかどこかで偶々でも自分の作品を観てくれる人がいたら、なるべく好きに観てくれるように(メッセージはない)、本人の意図から離れれば離れるほど面白くなっていくように、同じようなことを淡々と積み重ねていきたいです。

2024年ありがとうございました。よいお年を。 

森川健人

Thursday, February 22, 2024

......Taiwan



二月六日(火)大阪から飛行機で夕方、台湾桃園国際空港に到着しました。台湾へは去年の六月以来です。イミグレを通過したら、ATMで二週間分の両替とSIMカードを購入し、ヨーヨーカーのチャージも出来たら、その足で龍山寺横の宿に向かいました。

翌朝は、台北で三十年暮す叔父に会うため台北101方面へ地下鉄で行き、叔父夫婦の会社で再会していろいろと話ができました。その後夕飯に連れて行ってもらった遼寧街夜市の老舗は、私が2013年台湾初渡航時にも訪れた記憶のある円卓スタイルの海鮮料理店でした。その二階で壁に貼り付く薄汚れたポスターを眺めていたら、薄くて旨い18天台湾ビールが進みます。ジワジワと記憶に刻まれていた過去と今の思いがグッと後押しされるような気持ちになりました。店を出て小雨のなか夜市周辺を三人で散歩して握手で別れた後、この旅の半分は果したような気分になりました。

それからは、いつもの台湾北部港町の基隆へ向かいます。坂の途中に在る民家のガレージ兼倉庫を改造した民泊で今回も二週間のひとり合宿。朝からパンパン洗濯して、散歩、撮る、珈琲、画く、散歩、珈琲、、、の繰り返しを過ごせる環境です。地元の人によれば一年の三分の一は雨が降っていて雨港と呼ばれる町もほぼほぼ毎日が洗濯日和、散歩日和、撮影日和でした。

途中、基隆周辺の山の斜面にはりつく小さな家がひしめく細い路地の迷路を縫って登ったり、台中までトコトコ時間かけて區間車を乗り継いだり、風光明媚な場所にはほとんど興味は湧かなくても、台湾のローカルで持ち前の方向音痴を発動して歩いていると、ときどき怖ろしいぐらい日本によく似たシーンに出くわすことがあります。日本人旅行者の私にとって、あまりにも日本の地方のかつてのそれを見ているようで、基隆市街地や台北路地裏、台中市場あたりのその風景はどこか似ていて、全く違うというか、懐かしいと云えば懐かしく、自分自身の中にヒタヒタと染み入ってくる何かがあります。

これは過去に対するノスタルジーとかでは全くなくて、懐かしさを受けて心が動き、制作衝動みたいなものを刺激させる、その為のきっかけとして、この「懐かしさ」は大きいとしみじみ感じます。そう云うわけで眠くなるような港町でも、ローカルな路上でも、もはやなすべきことは、街を行ったり来たり撮影して、喫茶店や宿で写真の上に線を引く、ただただペンでカタチをとる手作業をする、こんな旅がまた続いて行きますように。シエシエ、ツァイチエン。

Friday, June 2, 2023

...Taiwan

 



あっという間の二週間、滞在した台湾から西成の自室へ戻ってきました。前回の渡航はコロナ禍が始まった2020年の初めだったので三年半ぶりで、その間、自分の中の優柔不断さとつたなさを使って、なにか表現したい方法を探しているようでした。

意識して捨てた部分や忘れているようなものの中に探しているものが実はあり続けたりするんじゃないかと。作業場に在る段ボール箱や押入れから、私家版書籍やボツにしたプリントがコラージュの一枚へと居場所を置き換えていました。そんな中、頭の空気も一瞬入れ換えたくて外へ出発しました。正直ギリギリまでインドのコルカタと迷いましたが、今回は体調の部分で自信がなかったので、ゆるさがある台湾へ。

待ちに待った海外撮影で、まず印象に残ったのは、台湾でもどこの外国の路上でも行ったことがある人ならわかると思いますが、基本的に他人に関心が少ない人たちが物珍しそうに?寄ってくることはあっても、大阪の西成や東京の街で最近おこられる的な神経質な反応はされないことでした。こんなことを書いていると、近頃自分は伸び伸び撮影してないなと、反省しつつ、ここ数年写真を撮ることが難しくなっていることに気付きます。もちろん技術的な意味ではなくて向き合い方といったらいいのでしょうか。

実際、この旅でも基隆や台中のローカルでは今も首輪がついてない犬と一緒にブラブラ歩けたり、あの懐かしいような新鮮な撮影の感覚が久々に甦ってきました。あと基隆の旧市街や萬華の華江整宅や台中の市場などは、まだまだ10年前の初渡航時と印象は全然変りなく、まるで80年代くらいで時が止まっているようなさびれ具合です。一昔前の日本の街頭を想わせる雰囲気に、今はなき幼少期を過ごした地元の光景や匂いの記憶を呼び覚まされ、勝手に重ねて置き換えてみたり、そんな状態で街の片隅をのんびり歩いている時間が一番おもしろかったです。

写真は見えないものを見るための方法でもあるかもしれませんが、写らないようなものを見るための旅でもあると実感します。これからも誰と競争するわけでなく、偶にはどこか外(外国)へひとり旅にひっそり出発できたらうれしいです。謝謝你と再見。

Saturday, May 20, 2023

......Keelung, Taiwan

 



待ちに待った三年半ぶり二週間の予定で台湾に訪れています。ただ今、北部の港町 基隆を起点に足の赴くまま撮影中です。

昨日も昼から雨は上がり、バシッと撮りたいから67(マキナ)で行こう、とか今日は腰が痛いから35(ローライ)にしよう、とかその日の気分でカメラを決めて宿を出発します。 足の赴くままといっても蒸し暑い中、歩くスピードは少々衰え気味でフィルム消費が停滞しておりますが、台湾ローカルは、特に基隆はブラブラするだけで何故か心が安らぎます。

無心を心がけたいのに、何かと勝手に頭に浮かぶイメージが気持ちと重なる瞬間に迷わずシャッターをきっているので、きっと「なにか」は撮れてないでしょう。だけど、その予想通りには上がらない点がフィルムで撮影する最大の魅力なんだと心をよぎります。

この旅もほぼ目的がないまま始まり、写真の表面が常に未確認のまま流れて行く時間に居続けること、そこに言葉にできない快感がともなうこと、それが旅の気分に大きな影響を及ぼしていることも実感します。あとやっぱりカメラを開けたり閉めたり、フィルムを入れたり巻いたりするガチャガチャ感はいつまでも居心地がよいのです。

残りタイムリミットまで台湾ローカルの老朽化した建物や見逃すことが多い普通の人の生活、ひっそりとした人跡、閉塞感みたいな波動、写真にはちゃんと写らないようなもの、見えないものを見るためにボチボチ歩こうとおもいます。謝謝。


Thursday, December 31, 2020

『2020』


大阪・西成の旅もすっかり暮らしになってきた五年目。

年明け一月中旬から台湾・基隆と香港をまわって中国の広東省へ列車で到着したころから、新型コロナにたいし、自分の思考と感情が定まらないまま、あっという間に月日が流れ去っていました。あのころ直前で行くことが出来なかったインド・コルカタ、もはや外国を気楽に旅することは出来ません。 だめな時はじっとして、読書と頭の中で世界旅行。これもまた数年後には変化しているはず。

春にはニ年ぶり十一冊目の新作『MOSQUITO PAPER』。

大阪・西成の日常で撮っているものがどんどん溜まっていくなか、大切な区切りもあり早くまとめたいと、 本が出来上がりました。このタイミングで普段「見た」気になっている空間と、「感じた」つもりになっている 写真を紡いでみた結果、今までのようにもっといろんな世界を見てみたいと思うよりも、 当たり前だと思い込んでる日常のなかに、幼いころから感じてきたような、感情や匂い、知っている姿形や違和感、みたいなものが潜んでいて、そんな光景にも焦点を合わせる必要性を感じました。

いつまでこの生活が続くかわからない、いつまでこの仕事が出来るのか、いつまで今のところに住めるのか、 どう否定しようとしても、頭のどこかでそんな意識が浮かんで過ごした一年間だったように感じます。 これからどうなるかなんてわからないけど、これまでだってわからなかった、そう考えると少し気持ちが楽になってきます。あまり先のことを考えず一年一年、休み休み、怠け怠け、どうにか来年も乗りきれたらいいです。

その日、その時、大切にすること「ひとつ」自分の中に持っていれば他の小さなことはどう変わっても、ひとまず大丈夫、 そのくらい思いたいです。そのくらいの方が楽だし、人の意見もすっと受け入れられる気がするので、その日、その時、 そういうこと。

今年もいろいろお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。

2020年12月31日 大阪の自室にて

森川健人

Thursday, January 16, 2020

......Longshan Temple,Taipei



只今、涼しい台北。明日から2年ぶりのキールンへ。

継いで、来週は香港へ渡航して撮り歩く予定です。

Saturday, March 24, 2018

『TAIPEI THE PLATFORM GAP』

  

桃園空港を一歩出ると、やっぱり汗が出た。台北に向かうメトロに乗りたくて、エスカレーターでホームに降りて待っていると、一人の台湾人女性がこっちに向かって歩いてきた。

顔を紅潮させ“POLICE”と書かれた黄色いベストを着た女性は、僕に向かって怒鳴り声を上げた。一瞬意味がわからなかった…がきっと「ガムかむな」 と云ったはず。通りすがりの人が不思議そうな顔をして、僕を見ていた。

Photographs From Taipei (contact) 2018





Tuesday, February 27, 2018

......From the hotel in Taipei

 
 
桃園空港からMRTに乗って台北駅の地下街へ。
 
M8出口から出ると付近のカプセルホテルへチェックイン。

早速、洗濯開始…着る服がない。

Friday, October 27, 2017

Exhibit in 2017 TAIPEI


2017 台北藝術攝影博覽會 
 
展覽日期: 10/27-10/30 
展覽地點
: 華山文化創意產業園區  東二四連棟BCD

 
台湾で開催される Taipei Art Photo のクリエイティブブースで
LETTER FROM THE YELLOW』の出品および販売いたします。

さまざまなおもしろい作品が一挙に集まるイベントです。
4日間、各作家の展示、写真集の販売やトークショーなど催されるようです。
期間中、台北に滞在される方がいらっしゃいましたらどうぞご高覧ください。
 

Tuesday, November 22, 2016

Books

写真集情報new
 
【取り扱い書店、ネット販売等】
 
SO BOOKS(東京)
 
新今宮文庫(大阪)

 
丸虎國際顧問有限公司(台北・台湾)


SanSanStudio(広島)

ご覧いただけましたら幸いです。

Friday, October 23, 2015

The Works of Kento Morikawa -4 Taiwan

写真集出版のお知らせ

























『LETTER FROM THE YELLOW』 森川健人写真集
ISBN 9784908725005SanSanStudio/
265×225mm/98pages/上製本/¥3000/ed200
--------------------------------------------------------------------------
港湾都市・基隆(キールン)を歩いたことがきっかけで、
その後なん度か台湾に渡航しました。東まわりにするか、西まわりにするか、
しっかり調べることもなく、少し悩んで何となく西まわりのルートに……。
(「LETTER FROM THE YELLOW」より)

Saturday, November 30, 2013

Wednesday, November 6, 2013

......Taipei





 

Sunday, September 29, 2013

Taipei Art Photo Show

台湾へ。
 
 
Taipei Art Photo 2013 色々なブースで色々な写真やってました。
 
現地台湾の写真家の中に、日本ではあまり見たことがない“間合いが、
ちょっと違う” 一歩踏み込んでくる展示がありました。
あとフランスやドイツ、インド、韓国・・・から来た写真家のプリントが
とてもキレいなので見廻ってました。

自分自身の展示の方は、その時の時間、空気感、雰囲気、匂い?
全てあってのことなので、あとで説明するのは難しいけど、
海外で展示していることを実感する大切な時だったと思います。 
色々な方本当にありがとうございした。謝謝!

Tuesday, September 10, 2013

3rd


写真集出版のお知らせ






























Seoul Clap』 森川健人写真集
58頁/19.2cm×18.2cm/上製本/SanSanStudio
2013.09.17発行/ISBN 9784907485023/¥2000

購入できる場所:
【インターネット】Amazon

2012年~2013年に韓国のソウルとプサンの路上へ通い撮影した作品。

Monday, September 9, 2013

2nd

 ●写真集出版のお知らせ

























『LUCK OF LUCIEN』 森川健人写真集
36頁/26×22.4cm/無線綴じ/SanSanStudio
2013.09.17発行/ISBN 9784907485016/¥1500

購入できる場所:
【インターネット】Amazon

 
2008年と2010年にフランス・パリで撮影した作品をまとめたZINE。



Saturday, September 7, 2013

1st

 ●写真集出版のお知らせ
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
『BeBe』 森川健人写真集
 
132頁/27×22.8cm/上製本/SanSanStudio
2013.09.17発行/ISBN 9784907485009/¥3800
 
購入できる場所:
【インターネット】Amazon
 MARUZEN & JUNKUDO

本書収録の写真は2001年から2011年に日本の路上で撮影した作品集。


Monday, August 19, 2013

Exhibition

●グループ展参加のお知らせ

9月19日から台湾の台北市 Taipei Expo Dome にて開催される
台北芸術写真博覧会に出展します。




















Taipei Art Photo 2013   facebook
 

Thursday, July 18, 2013

TAC