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Saturday, March 24, 2018

『RETURN OF THE KEELUNG』


キールンに最初に来たのは、2013年の秋だった。
それは『台北芸術写真博覧会』と云う展覧会に参加するため、
台北に滞在中、台湾北部の港湾都市にも足を運んでみた。

それから半月後、すぐに一人で旅に出て再びキールンを訪れた。
あれから五年足らずの時間が経ち、こうして何度目かの“ここ”で思う
ことは、自分はきっと、この港町の光景が
ほかのこれまで訪れた、どこのアジアの路上より好きだと思うこと、
何故そう思うのか、そう思えるのかが自分でもわからないまま、
この路上に魅かれていた。