Translate

Saturday, September 16, 2023

...Nipponbashi, Osaka

 



ようやく朝晩の涼しさを感じる日が増したものの、まだまだ厳しい残暑が続いています。この夏は珍しく人が集まる路上を多く歩いています。

「もう一寸正面に寄って突っ込もう」や「後ろに構えて待とう」と、そんな瞬間の心境はずっと同じで、振り返れば写真を始める何年か前までサッカーボールを追いかけた子どもの頃の土のグラウンドの上での青臭いイメージが、現在写真の撮影中どこかの街のアスファルトの上でオーバーラップさせてはダブらせてみる習性は、わたしの根っこのどこかで今もぺタッと貼りついたままのようです。

写真も構図、画角の前に、やっぱりどの距離にするかのポジションが一番おもしろく難しい点です。ここがサッカーとよく似てます。撮り終えて現像も終えたら、まず見るポイントは位置、距離間と距離感です。次、撮る時は「ここ」はもう一歩寄ってみようとか、「これ」はもっとあっさり引こうとか、一人反省会もしたりします。だけど次、撮る時もやっぱり、しっかり必死にあせっています。

今日も炎天下の大阪には、そこら中に人はいて(いなくても)、寄ったり引いたり、歩いては、、、動いて立ち止まって、汗びっしゃりでした。その時、その時しかないという感じで、そんな先のこともあまり考え(られ)ず、多分おなじようなところを行ったり来たりしているだけのような。実際はカメラ(レンズ)や方法を少し変えながら、もう流れでカクカクゆくしかありません。