ここ数日、だいぶ暖かくなりました。日課のリフティングがすっかり散歩に変わったようで、続いています。ローライ(カメラ)持参の日は少ないですが、散歩のときの持ち歩き本は欠かせません。公園のベンチや喫茶店で写真集"薄い"ZINEを眺めたり捲ったります。
土曜日、難波のジュンク堂の棚に『西村賢太殺人事件』この手の本がマジで出版されていたというのを知りました。帯に「恋人が綴った、けんけんとの3547日 -生きていてほしかった- .....」思わず笑いが込み上げてきます。著者は没前の恋人。生前の西村賢太がこの本を読んだならどう感じるだろか、と想像しながら立ち読みスタート...頁をめくる手が止まりませ…ん。続きが気になって仕方ありません、不覚にも腰が痛くなってきたところで、購入決断。
スタートはおばさん(著者)の自分語りみたいだと、いやおじさんの自分語りも世間では敬遠されがちですが、おじさんの自分語り(私小説)でお金を稼いでいた西村賢太はやっぱり偉大だったと、帰りしな千日前の星乃珈琲店で読みながら。まさか後年、まとめて人眼にふれる事態になろうなど、本人(けんけん=西村賢太)もその事態とは自らが小説中でこれまで表現したものと一味も二味も違う、案外に手強い表現(方法)であることをしみじみと感じるのではないでしょうか。こういうのを見つけると何故か嬉しくなります。店を出てOSドラッグでヘアオイルゆず油を購め帰室。
