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Monday, August 4, 2025

......Tengachaya Nishinari-ku




土曜夕方 、ギャラリー二等車。脇田耕二氏の『されどだけど』ストリートスナップの名手の個展に行きました。

まず展示でパッと目に入った写真は、被写体を中途半端なところで切っているフレーミングの作品です。普通撮った被写体はフレームに全部入れるんだろうけど、それ「説明」くさくなります。途中で切る。それも中途半端で切ってるところが「写真」の面白さなんだと思いました。写真家は面白いものを見つけ、被写体に引きづられて撮っているから面白いです。

あと写真展って一枚か二枚かっこいいのがあると、全体的にすごくよく観えること。バラバラはバリエーションとは云わないので、基本的なところを抑えつつバリエーションを意識するといいことも学びました。

そして写真(作品)はあまり溜めないで発表した方がいいよなと。発表しないでおくと自家中毒を起こし、写真が選べなくなります。いい写真を撮ることもなかなか簡単ではありませんが、それよりずっとモチべーションを維持しながら何十年も作品を撮り続けることの方が大変です。