水曜日、梅田の二コンプラザで第43回『木村伊兵衛賞受賞作品展』。
日曜日に行く予定が地震(臨時休館)だったから最終日に。
小松浩子氏の展示は七、八年くらい前に桜上水のブロイラースぺースで見て以来。
バライタ印画紙をスニーカーで「踏み」ながら夢中になって作品を見る。
腰を曲げたり伸ばしたり屈んだりしながら、同時に「面」と「空間」を嗅ぐ。
暗室を感じとり一寸気持ち良くなる。 「プロはフォームの世界なんだぞ」。
と、ロールやラップ、ハシゴやブラウン管テレビ、そして大量のプリントから
教えられることがたくさんあった。