今週日曜日。 昼下がりの人通りが途切れた広島の街中を歩いた。
昭和50年代、9歳までを過ごした流川(祖父母宅)、薬研堀(実家) 界隈…
その時分も歓楽街の日曜は閉店ガラガラ状態で静かな街だった。
いつの間にか沢山の駐車場やコンビニになっている。
馴染みの「あずま温泉」は、もう大分前クラブ(ダンスする方)に。
振り返って思えば、銭湯に毎日通っていた風呂なし商店の上階で、
家族四人で暮らし、この辺りを友達と一生懸命走り回っていた頃の光景は、
往時の空気感や匂い、たたずまいが無意識(無理やり?)に蘇って、
勝手に置き換え、重ねて見たい欲望が、自分にとっての写真なのかもしれない。
と時々こんなことを考える。 おしまい。