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Friday, September 21, 2018

『New Seoul Clap』



地下鉄5号線の3番出口を出て焼肉横丁で通りすがりに一枚撮る。
反対側の路地に入り、なかなか目的地にたどりつけなくて右往左往する、ダメな自分。

いつの間にか、旅の路上で、目的地なんかなくても、撮れると過信する流れと、
そこに行かないと何も写せないんじゃないかと思い込む感覚を同時に味わう。

知らない固有名詞、何度か目にした名前、バラバラに集めた断片が、
何かのきっかけでつながった気分になった。つながったからと云って、
何かの役にたつわけじゃない…

他の誰かにとってはどうでもいいようなモノの中に、その人にとって大事なモノが
あるんじゃないか...開き直って歩く。

この撮影も迷路で道を見失ったり、何度も訪れた場所をこんな風にパトロールしたり、
非効率極まりない 寄り道これが、醍醐味だった。 たぶん、いつもそれしかない。

そして知らず知らずのうちにまた自分だけの新しい地図ができていると思う。
これからもチャンスがあればどこでもいいから行き当たりばったり歩き続けたい。